父親

心配した父さんが電話をかけてきてくれました。
男二人で柄にもなく一時間以上も話し込んでしまった。


父さんは昔っから「自分の好きなようにやればいい」とだけ言ってくれる人です。
もうずっと小さい頃からですね。良くできた放任主義みたいなもの。
なので将来とか大きなことについて相談役はいつも母や先生でした。
自分の中でやりたいことや進路が決まった後に、事後報告的な形を取ることが多かった。
だから向こうから連絡をくれること自体がちょっと異常。


僕は今までの人生、なんだかんだでどうにかしてきた人です。
大学も予備校などにほとんど通わず適当になんとかしてしまった口ですし。


その行動には両親に迷惑掛けたくないっていう強い意識があったと思うんです。
学生であること自体が負担ですからね、例え両親であっても気がひけます。
今までずっと迷惑を掛けたくなかったその両親が迷惑掛けろと言ってくれた。
こんなに嬉しいことはないです。
やっぱり子供がどんなに強がろうとも親は親なんですね。


自分が民間と公務員、両立できてなくて悩んでいることも、
大卒で定職がないことを一番懸念して無理していることも、
とんとん拍子で進んでたのに祈られまくり動揺していることも、
そもそも理系であることに僕が精神的にいっぱいいっぱいだったことも。
なんで分かるんですかね。家族って不思議です。


とりあえず二次面接を残してある一社だけやっておくことにします。
一次面接の段階で質疑応答等を粗方考えてあったからさほどロスはないだろうって判断。
たかだか30分役員と話するだけなら、気楽に受けてくればいいじゃないかって。
せっかく筆記、一次面接通ってきたからもったいないですし。


あー、スッキリした!!
両親が甘やかしてくれるって、ダメ人間だけど安心しますね。
今年落ちれば公務員浪人です!受かる気がしないから勉強します!


僕の原点は公務員試験に合格すること。
民間がダメだからってまだゲームオーバーじゃない。


立て続けに湿っぽい話書きまくってすみませんでした。
あと一カ月、心入れ替えて頑張ります。